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ゼロゼロ物件のトラブル

敷金・礼金ゼロの物件「ゼロゼロ物件」には様々なトラブルがつきまといます。
すべての方にとは言いませんが、トラブルの発生件数は多くなっており、国土交通省が介入するなど今問題となっています。

ゼロゼロ物件で多いトラブル

トラブルの中でもっとも多い事案は、貸主さんとの間でのトラブルです。
例えば、家賃の支払いが1日遅れただけで部屋の鍵を交換されしまい、部屋に入ることができなくなったというケースが実際にありました。
このようにケースが起こってしまったのは、敷金がゼロということが最大の要因です。
敷金が必要な物件というのは、万が一、家賃が滞納してしまった場合でも敷金から支払われなかった分の家賃が支払われるため、例えば、最初に2カ月分の敷金を納めれば、2カ月は追い出されることはありません。
それが敷金も払わない「ゼロゼロ物件」となると、そうはいかないのです。
貸主さんからすれば、空き家をなくすため、ゼロゼロ物件のような入居しやすい物件を提供していて、入居者を確保したいと考えているのです。

部屋の鍵が交換されるならまだしも、部屋の荷物を勝手に運び出されてしまうという悪質なケースもあります。
これも、入居時に結ぶ「賃貸借契約」に違反しているため、違法となります。
損害賠償請求と称し、貸主さんが東京地方裁判所に提訴されるというケースが実際にあったりもしました。

こうしたトラブルを避けるためにも、私たちは十分に気をつけなくてはなりません。
そこで重要となるのが、契約書の内容をしっかりと確認することです。
通常、賃貸物件を借りる場合は「賃貸借契約」という契約を結ぶため、鍵を勝手に換えられたり、部屋の荷物を勝手に運び出すことは法律違反となります。
ただし、「賃貸借契約」を結ばないというケースも中にはあるのです。
例えば、実際にあったケースとして、「鍵の一時使用」と契約書に明記したことがケースがありました。
簡単に言うと、鍵を一時的に提供しているだけで、住居の権利は認めていないということになります。
そのため、もし家賃の支払いが1日でも遅れてしまった場合は、事実上、鍵を交換してもいいということになります。
実際には部屋を貸しているように見せかけて、無知な借主を騙しているような形です。
ゼロゼロ物件でトラブルが起きてしまった方は、実に4割が非雇用形態の貧困層と言われています。
費用を安く済ませて入居したいという気持ちばかりが先行してしまい、借地借家法を理解していないためにこのようなトラブルが起こってしまうのです。

ゼロゼロ物件を借りる際は、まず契約書をよく確認すること!
契約書のなかに、「賃貸借契約」または「定期借家契約」と記載されていることを確認しましょう。
少しでもわからないことがあれば、不動産屋さんや貸主さんに納得するまで聞いてみましょう。
それでも解決しなれば、インターネットなども使い契約書の内容を確実に把握してから契約をするようにしましょう。

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